2017 Summer Seller Updateの内容

今朝、eBayからSeller Updateのメールが届いているのに気づきました。
あとアナウンスをフィードリーダーでも受信するようにしていて、そこでも同じ通知が来ていました。

という事で、今日はこの内容についてまとめてみます。

余談ですが、Seller Updateの内容をまとめるというのは、ブログ記事としては一番楽な部類に入ります(笑)。
なぜならば自分で考える必要はなくて、ただ書かれていることを日本語で説明しているだけなので。

最近は英語のリーディングを鍛えている事もあって、以前よりは抵抗なく英文が読めるようになってきました。
それもあって、ますます楽になってきています。

それでは始めます。

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2017年夏のセラーアップデート概要

英語ですが、詳しくはこちらを見てください。

http://pages.ebay.com/seller-center/seller-updates/2017summer/index.html

大きくは、以下の4つのようです。

1.Listing Policy Updates(出品ポリシーのアップデート)
2.Returns(返品)
3.International Performance Standards(アメリカ国外でのユーザー評価)
4.Category and Classification(カテゴリーと分類)

訳は適当です(笑)。
ここで細かい話はせずに、早速詳細に入ってきます。

1.Listing Policy Updates

ざっと見ると、eBay外で取引することを今までよりも厳しく取り締まるという感じのようです。

(1)Only use eBay messaging to communicate with buyers(バイヤーとのやり取りはeBayのメッセージ機能のみを使え)

9月までに、商品説明文中、タイトル、その他のeBayページ内にcontact information(emailアドレス、電話番号、ソーシャルメディアのリンクなど)を含めることができなくなります。

またストア購読者、自動車の大口出品者は、セラーへの質問の目的のみで電話番号をバイヤーへ知らせることができます。
これは購入について、もしくは事前購入(?よく分かりませんでした)については限られた場合についてのみ利用できます。

(2)Remove links in your listings to off-eBay websites(eBay外サイトへのリンク削除)

9月から、出品の文中とその他eBayページ内に、限られたリンクとドメインのみ貼ることを許可します。

外部リンクは許可されたドメインの他、商品のビデオ、運送サービス、その他法的に必要な情報(?)がいいようです。

(3)Continuing to enhance the eBay catalog(eBayカタログの拡大を進めます)

僕はeBayカタログにある商品を出品することはあまりないので関係ありませんが、8月までにセラーはこのプログラムを使わないという選択はできなくなるようです。

(4)その他

アクティブコンテンツを削除します。
リターンポリシーを、構造化されたデータフィールドに表示します。
画像、出品テンプレート、商品説明内の機能につちえ、新しいセキュリティ基準を要求します。

・・・どうでもよさそうだったので、細かくは見ていません。

2.Returns

(1)Greater visibility with retail standard returns policies(リターンポリシーをもっとよく見えるようにする)

返送無料と、再出品手数料を取らない30日または60日返品受付を、次の方法で目立つようにします。
・これらのリターンポリシーを検索条件として入れる
・出品ページを開くと、これらのリターンポリシーを強調表示する
・マーケティングキャンペーン(?)で、これらのリターンポリシーを目立たせる

(2)Additional control when you offer free returns(返送無料にしている際に選択が追加される)

発送時と違った状態の商品が返品された場合(未開封のものが開封されたとか、未使用のものが使用されたとか)に、返送無料にしているセラーは、希望するならば全額返金より少ない金額の返金を要求することができます。
(この文章は関係詞の入れ子で読みにくかったです)

(3)Gain efficiency with the automated returns tool(自動返品ツールで効率化)

Return preferencesでルールを作っておくことで、自動で返品を受け付けたり即返金したりで、時間節約になります。

3.International Performance Standards

こちらは自分の言葉を多めで書きますが、Seller Dashboardで表示される自分の評価に関わる事です。

まずSeller DashboardのNotificationに出ていたことです。
現在、USA、UK、Germany、Globalの4地域別でセラーレベルが評価されています。
このうちUKとGermanyについて、Late shipment rateにおけるTop Ratedの基準が現在は4%以下であるところ、8月20日からは3%以下(未満?)になるようです。

あと8月から、USA、UK、Germany以外の国のみがGlobalにカウントされるようになるようです。
USバイヤーへの販売について、Globalの評価へは影響しなくなるようです。

GlobalでのTop Ratedを維持するために、USA、UK、Germany以外の販売を積み重ねなければならないようになります。

4.Category and Classification

カテゴリーの追加、削除、名前変更があります。
これはもう直接見てもらった方が早いので、以下のリンクを参照してください。

http://pages.ebay.com/seller-center/seller-updates/2017summer/category-and-classification.html

まとめ

概ね、そこまで大きな影響はなさそうです。

eBay外取引を取り締まるのはいいのですが、その気は全然ないのにメッセージ内の文言に警告が出るようになっているのはいかがなものかと思います。
今現在は警告だけでそのメッセージを送ることはできるのでいいのですが、完全に禁止された場合にはメッセージ機能の使い勝手が著しく悪くなります。

あとSeller performance関係の変更について、これでTop Ratedを外される人が少なからず出てきそうな気がします。

今現在はGlobalにUSAもUKも全部含まれているので年間トランザクション数100以上を満たしていても、ここからUSA、UK、Germany分を除くと100に届かないという人がいるでしょう。
かく言う僕自身も怪しいです。

あとどうでもいい情報で、International Performance Standardsのページに使われている写真が日本になっているのがちょっとだけ誇らしいです(笑)。
アメリカ人にとって、International Sellerと言って真っ先に思いつくのが日本人という事でしょうか。

英語力は著しく劣る我々日本人ですが(笑)、丁寧さはやっぱりあるんだろうと思います。
という事で、締めくくります。

Seller Updateをまとめるのは楽だと思っていましたが、実際には結構時間がかかってしまいました。

英文を読んで理解する事と、それを日本語で説明する事というのはほぼ別のスキルだと気づきました。
まるっきり方向性が違うという訳ではないけど、理解できるようになった上で、さらに日本語で説明するという別のスキルを上乗せするイメージです。
しかも後者の方が断然難しいです。

中学高校の授業で英語が使えるようにならない原因の1つに、ろくに理解もできないうちから日本語で説明するスキルを求めているという点があるんだろうと思います。

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