以前の記事にも書いた商品未着の件ですが、一応終わりました。
結果は
結論から言えば、大方の予想通り全額返金です。
7日に調査請求を出してからも、相手の方と何度かやり取りをしていました。
一旦返金しましょうかというこちらからの申し出に、相手の方はあと1週間は待つと言ってくれたので、それに乗っからせてもらいました。
それでも何の進展もなかったので、こちらからもう一度返金を申し出て、相手の方に了承してもらいました。
未着でもなるべく待ってもらうといい理由
相手の方は待っている間に調査の返事が来るのを期待していたようですが、僕は調査請求の結果が返ってくるのに早くて2~3ヶ月はかかると分かっていたので、そんなものは端から期待していませんでした。
もちろん相手の方にも、調査請求の結果が返ってくるには時間がかかるというのは伝えていました。
ではなぜ相手の待つという言葉に乗らせてもらったかというと、その間にトラッキング情報が更新されるか、更新されなくても荷物が届く事を期待してです。
どこぞに紛失した荷物がぽっと出てきて、何事もなかったかのように配達されるというのはよくある事です。
以前、アメリカまでSAL便で送った荷物のトラッキング情報が日本を出たところで途絶えて、それから2ヶ月後ぐらいに何事もなかったかのようにトラッキング情報が更新されたという事がありました。
その時はすでに相手の方に返金していましたが、そのバイヤーさんがいい人で受け取り拒否してくれて荷物が戻ってきました。
ただその時はすでに、商品の時価としては送料以下になっていましたが(笑)。
こういう事があるので、相手の方が不安にならない範囲で時間を引き伸ばすのがいいです。
日本郵便は紛失や破損に対しては補償してくれますが、遅れに対しては何の補償もしてくれません。
返金したらその後荷物が届いて、相手からの支払いも補償もなく、こちらが損をかぶるだけという事が往々にしてあります。
頼みの綱はPayPalの売り手保護
一度返金してしまったら、その後商品が届いたとしてもeBayから相手に支払いを強制することはできません。
せいぜいできるのは、もう一度支払って欲しいとメッセージで伝えるぐらいです。
商品の紛失や破損があった場合はもちろん日本郵便から補償されるので、それについては問題ありません。
問題は、その後商品がバイヤーに届けられたときです。
その場合はPayPalの売り手保護が使えます。
かく言う僕も、実はこれは1度しか使ったことがありません。
以前の記事に書いたと思いますが、SAL便書留で送ったものに対して期間が過ぎた時点で速攻返金でRequest openされて、こちらが返金した数日後に荷物が届いので相手に再度支払って欲しいと言ったけど梨の礫だったという事件です。
この時、最終的にPayPalに泣きついたら補償してもらえました。
今回のバイヤーさんは荷物が届いたら連絡すると言ってくれているので大丈夫だと思いますが、自分としてもPayPalの売り手保護が使えるかもしれないという希望があるので、一旦返金することになっても気持ちが凹んだりすることはありませんでした。
PayPalの売り手保護がある事を知っているだけで、実際にお金を取り戻せるかどうかは別にして、心の平穏を保つことができています。
情報は大事です。