この前の日曜日のTOSHIYUKIさんのお話を聞かせてもらって、とても感銘を受けました。
彼は過去の業務経験から、効率化を徹底して考えながら作業を行っているという事でした。
例えば1m移動するのに0.5円とか、身体の向きを変えるのに0.4円とか(細かい数字は忘れたので適当です)、こうやって現在の作業にかかっている費用を算出して、そこからいかに作業を効率化して費用を削るかという事を考えた仕事を行っていたようです。
さすがに今現在のeBayの作業で細かい費用を算出することまではしていないと思いますが、それでもその考え方に従って作業効率を考えた環境を作っているという事でした。
僕はと言うと、会社で働いたのはSEとしてだけでした。
これの費用を出すのはなかなか難しくて、見積もりを作る時は大体プログラム1ステップいくらという考え方をしていたと思います。
システムの概要からプログラムのステップ数を見積もり、そこから費用を算出して割り当てる人数を決めるという感じです。
僕はそこまでの作業をしたことはなくて、もっと下流の要件定義から設計だの製造だのしかやったことがないので、このあたりの技術は全然ありません。
大体、概要からステップ数を見積もっても、実際に作ってみたら全然違う数字になりましたという事もよくあって、それで実働部隊が苦しむという事もよくある話です(笑)。
そんな程度なので、TOSHIYUKIさんのお話はとても参考になりました。
という事で、自分も作業効率を考えた環境を作ろうと今朝から動いています。
現在の問題点
今の一番大きい問題点は、撮影ブースが別の部屋にある事です。
別の部屋なので、まず商品を持って移動しなければなりません。
カメラやらメジャーなどその他の機器も一緒に持って行かなければなりません。
これですでに無駄が発生してしまいます。
おまけにその部屋には空調設備が一切ないので、冬はめちゃめちゃ寒く、夏はめちゃめちゃ暑くなります。
そうなると、撮影ブースのある部屋に行く事に心理的なブレーキがかかります。
これを解消するために、PCのある部屋に撮影ブースも持ってきてしまおうと考えました。
それを持ってくるには、部屋にスペースを作らなければなりません。
最初は置き場所を交換するだけでいいかと考えていましたが、よくよく考えるとこれ不用品じゃないか?というものがあったので、もう思い切って処分することにしました。
不用品かどうかの判断基準
よく、ネット物販を始める時に「最初は不用品から販売してみましょう」という事を言われます。
僕もそれを聞いていたので、家にある不用品をいくつか販売して処分しました。
それでもう不用品は出し尽くした気になっていましたが、見方を変えるとまだまだ出てきました。
その際に考えた方法は以下のとおりです。
1.使うか使わないか
期間は半年でも1年でもいいので、基準を決めます。
決めた期間を過去に遡ってみて、そのものを使ったかどうかで判断しました。
僕はこの期間を1年としてみました。
1年間使わなければ、今後も使わない可能性がかなり高いです。
それで空間を食いつぶすよりは、一旦処分してしまってもし再び必要になったら買い戻す方がお得だと考えます。
1年間使わないものならば、今後買い戻す必要が出てくる可能性も極めて低いです。
期間内に使ったものについては、次の判断基準です。
2.「使うから置いてある」のか「置いてあるから使う」のか
そのものを使うには使ったけど、それが本当に必要かどうかを判断する際に、上のように考えてみました。
前者ならば必要ですが、後者ならば不用品です。
僕の場合これに該当したのが、オーディオセットです。
僕が大学生の時に確か20万円ぐらい出して買った思い出の品なのですが、最近は音楽やラジオを聞くのも全てPCになっていてコンポを使うことは稀になっていました。
ラジオはAMもFMもインターネットで雑音なしで聞けるようになって、ますますオーディオセットを使う機会もなくなりました。
そもそもスピーカーと自分との間に24インチモニター2枚が立ちふさがっていて、スピーカーの音もちゃんと届かないようになっていました。
ヤフオクで落札相場を見るとそこそこの値段だったので(と言っても1~2万円ぐらいですが)、それらは売る事にしました。
その他、本もかなり増えているので、もう読まないというものは処分することにします。
3.使うものでも電子化できるものはしてから処分する
こちらはおまけの話になりますが、電子化できるものはしてしまってから処分するというのも一つの方法です。
これを一番良くやっているのは本です。
いわゆる自炊セットと言われる裁断機とスキャナを持っているので、ある程度はこれで電子化しています。
ちなみに僕が使っているのは、以下のセットです。
僕の最近の読書はKindle Paperwhiteばかりになっていて、Kindle端末より質量が重い本を読むのが辛くなってきています。
新品の本をすぐに裁断する勇気はまだありませんが、電子化されていない書籍を読みたい時にそれをやれば究極の省スペース化ができますね。
本やその他の処分方法
本やオーディオ機器は、ネットで転売してもいいし、それが面倒ならばブックオフやハードオフなどに持っていってもいいです。
ネットで転売できることを知らなければ中古屋さんに二束三文で売るしか選択肢がありませんが、転売をやっているとこの選択肢を持てるというのが強いですね。
別に転売をやっているから全部ネットで処分したほうがいいかというと、それは違います。
ネットでの相場を調べてみて、出品する手間と手元に残るお金とを比べてみて、ネットで売るほうが得だと思った場合だけそれをすればいいんです。
僕も、実際にブックオフに古本を持っていく事もあります。
それは、ネットで売っても大したお金にならないので、自分で手間を掛けて販売するよりはブックオフに引き取ってもらおうという事です。
僕はその時たまたま探したい本があったのでブックオフに行きましたが、持っていくのが手間ならば自治体の古紙回収に出してもいいかもしれないですね。
またネットで売るにしても、国内がいいのか海外がいいのかとか、国内でもAmazonがいいのかヤフオクがいいのかとか、選択肢が多ければ多いほど有利になります。
ただ初心者のうちは、手広くやるよりは1つに集中した方が結果が出やすいでしょう。
今日出てきた不用品を全部売ったら4~5万円ぐらいにはなりそうでした。
皆さんのお宅にも自分が不用品だと思っていなかった不用品が眠っているかもしれませんので、ぜひ探してお金に変えてください。