価格決定の主体という観点から出品方法を考えてみました

普段お店などで何かを購入する時、その価格を決めたのは販売者です。
そして購入者が決めることができるのは、その価格で買うか買わないかだけです。

たまに価格交渉する場合もあるかもしれませんが、それでも「安くなりませんか」とか「もう一声(笑)」という交渉の仕方がほとんどで、最終的に価格を決定するのはやっぱり販売者になります。

一方、インターネットオークションだと、出品方法によって価格決定をする主体が色々変わります。
今日はそういう観点から、それぞれの出品方法を考えてみます。

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インターネットオークションの出品方法は基本的に3種類

インターネットオークションサイトと言うと、僕がよく知っているものはヤフオクとeBayの2つだけですが、それぞれ同じ種類の出品方法があります。
それが次の3つです。

1.オークション
2.即決価格、Buy It Now
3.即決価格 + 値下げ交渉、Buy It Now + Make Offer

この3種類についてどこかのエントリーで書いた気がするのですが、すぐには見つかりませんでした。
今回は今まで考えなかった観点で、この3つについて書いてみます。

1.オークション

これは、購入者が価格を決定する形式です。

低い価格からスタートして、買いたい人同士で競争して一番高値を付けた人が購入できるというものですね。
改めて説明する必要もないと思いますが。

この形式では、価格を決定するのは購入者という事になります。
あと大勢の人が入札に参加した場合は、その価格が市場価格に近くなります。
そういう意味だと、株式取引で相場が決定するのと似ているかもしれません。

ここで、株式取引との違いを見てみます。

まず、株式取引では買い注文と売り注文がわんさか押し寄せてきて、そこで相場が決定します。
それに対してオークションだと、買い注文が押し寄せるだけです。

そして、株式取引の場合は買い注文も売り注文もかなりの数(注文数)があるのと比較して、オークションだとそこまで数(入札数)が多くありません。

3点目ですが、株式取引では買い注文と売り注文があって、買い注文は価格を押し上げていき、売り注文は価格を押し下げていきます。
それに対してオークションだと、入札によって価格が上がる方向に動くだけです。

これをまとめると以下のようになります。

株式取引では、大勢の人が価格を上下方向に動かすので、その価格は相場をかなり正確に反映します。
オークションでは、低価格からスタートして少数の人が価格を上方向に動かすだけなので、理論上は相場よりも安い価格になります。

理論上と書いたのは、実際には入札競争で熱くなって相場よりも高くなることもあるからです。

この観点で見ると、購入する場合にオークション形式だと相場よりも安い期待値で仕入れることができます。
1点ものでどうしてもそれが欲しいという場合には高値で入札する必要がありますが、仕入れなどで下手な鉄砲数撃ちゃ当たる作戦で行く場合に安い価格でバカバカ入札していけば、期待値として相場よりも安く仕入れることができます。

2.即決価格

これは、販売者側が価格を決定する方式です。

購入者が決めることができるのは、買うか買わないかだけです。
上にも書きましたが、そこら辺のスーパーとかコンビニとかの一般のお店で採用されている形式です。

これについては、これ以上説明することもないので流します。

3.即決価格 + 値下げ交渉

これも、オークションと同じで購入者が価格を決定する方式です。

オークションと違うのは、購入者が決めた即決価格からスタートして下方向に価格が動くという事です。
しかもオークションのようにジリジリと下がっていくものではなくて、ズバリその価格を購入者が提示します。
あとついでに、即決価格より下がった価格というのは当事者間でしか見ることができず、他の人はそれを見ることができません。

そして販売者が決定する事は、スタートの価格(即決価格)をどこにするかという事と、あとは購入者が提示した価格で売るか売らないかです。
価格の上限を販売者が決めて、あと購入者はその範囲内でどの価格で買うかという事を決めます。

株式取引で例えると、買い注文がどの価格に入るかを売る側が観察していて、ここだと思った時点で成り売り注文を出すような感じでしょうか。
これも、売る側は株式取引と違って1人だけなので、ちょっと違うかもしれませんが。

まとめ+ちょっとした利点

以上から、出品方法別の価格決定の主体は以下のようになります。

オークション・・・購入者
即決価格・・・販売者
即決価格+値下げ交渉・・・購入者(即決価格での取引ならば販売者)

普通のお店での売買取引と違って、購入者が価格決定の主体になるパターンも結構あるというのが分かります。

そして、購入者が価格決定をした場合のメリットについても、少しだけ書いてみます。

「一貫性の原理」というものをご存知でしょうか。
ここで詳しく解説することは控えますが簡単に言うと、人間が一度でもした発言や行動はなかなか曲げにくいというものです。

例えばですが、安い金額での寄付依頼があってその程度ならばと支払うと、次に高い金額での寄付依頼があった場合にも断りにくくなるというような人間の心理です。

販売者が価格を決定するのに対して、購入者がこの価格で買うと言ったものについて、「やっぱやめた」と言い難くなるという傾向があると思います(ちゃんと統計を取ったわけではないので、推測ですが)。
ただこの効果もそこまでは期待できないというのがあります。
なぜならば、インターネット上のやり取りなのでお互いの顔も何も分からない状態でのやり取りになるので、お互いの顔が見えた取引と比較して購入者が決めた価格に対してもそこまで責任を感じるようなことにはなりません。

なので、この効果についてはあまり期待できないだろうというのが僕の見解です。
それでも、インターネット上ならば購入者が価格を決める取引でも条件は同じなので、それに比べたら若干はキャンセルが少ないだろうと思います。

以上、いろいろまとめてみましたが、こういう観点も考慮に入れてどの出品方法にするか決めてもいいかもしれませんね。

今日は自転車で鶴岡八幡宮と鎌倉駅まで行ってきました。
この付近は観光地なだけあって自動車の渋滞が結構酷く、なかなかスイスイと走ることができませんでした。

帰りは渋滞を避けて東側からにしたのですが、ちょっとした山越えがあって、まだ慣れていない自分にとってはかなり辛かったです。
4~5kmぐらいしか走っていないならばまだ上れたかもしれませんが、すでに20km近く走っていて先に山があるなんて知らずにバンバン飛ばしていたので、それはもうしんどかったです。

今日のコースは約30kmで、止まっていた時間も含めて2時間ぐらいで走りました。
今夜はよく眠れそうです。

写真は鎌倉駅です。

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