少し風邪気味の体調でTOEICを受けてきました

しばらく間が空いてしまいましたが、ここしばらく体調を壊して苦しんでいました。

今週は、自分にとって大きなイベントが2つありました。

1つはこのブログにも何度か書いているTOEICで、これが今日でした。
そしてもう1つ別のイベントもあり、これが今週前半に終わりました。

先日終わった1つ目のイベントの方が自分にとってはプレッシャーが大きく、これが終わったことで緊張の糸が切れのか、水曜日の深夜から高熱を出してしまいました。

熱だけならばまだしも、吐き気まであったものだから辛くて仕方がなかったです。

ここで体調を崩してまず初めに思ったのが、TOEICはヤバいかもという事です。
受験のチャンスとしてはほぼ毎月やっているのでこれを落としたところで大した事ないのですが、6,000円近い受験料が無駄になってしまうというのが自分にとっては痛いです。

木曜日はPCに向かうのもきつく、ほぼ1日中布団の上で寝たり起きたりでした。
金曜日は微熱程度になり、吐き気も治まりました。
土曜日には平熱になり、喉と鼻の奥が腫れてきました。

最初に熱が出て、それが治まった後に鼻や喉に来るのは、いつもの風邪のパターンです。

そして今日、鼻と喉が腫れたまま試験を受けてきました。
風邪によるスコアへの影響は、そこまで大きくはないだろうと思っています。
というかこれを言い訳にしたくないです(笑)。

ということで、今日はその感想など書いてみます。

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横の席にテクニシャン(笑)が

まず、TOEICを受験したことがない人のために形式を簡単に説明しておきます。

初めにリスニングテストが45分間あります。
午後1時ぴったりになると試験官がCDを再生して、その指示に従って問題を解いていきます。
そしてCDの音声が終わるとそのまま、それぞれリーディング問題の解答を始めます。
リーディングの時間は75分で、合計約2時間で行われます。

約2時間と書いたのは、最近どうもリスニングテストが46分に延長するのが普通のようで、終了が午後3時1分になってばかりだからです。
僕がたまたまその回に当たっているだけかもしれませんが、過去3回を思い出してみても全て3時1分終了だったと思います。

リスニングは4パートに分かれていて、それぞれのPartの最初にDirectionとして問題形式などの説明があります。
TOEICのテクニックとして、このDirection中に別の問題を先に読んでおくというのがあります。

リスニングの時間にリーディングの問題を解く事はルール上禁止されていますが、Part 1のDirection中にPart 3の問題を先読みする事は今のところ禁止されていません。
そして今日、隣の席の人がこれをやってました。

僕はちらりと横を見ながら「おーやってるやってる(笑)」と思いましたが、自分ではやりませんでした。

自分の受験の目的は今の英語力を客観的なスコアにすることであって、TOEICで高得点を取ることが目的ではないのが1つ。

そして、本当に英語ができるようになったら、Part 3や4の問題は聞いて瞬時に答えが分かるようになるらしく、問題を読むのが間に合わないどころの話ではなくて、次の問題に進むまでに間がありすぎて逆に集中力を保つのが難しいと言われているぐらいだからです。
先読みテクニックに頼らなければならないという事はその程度の英語力という事であって、低レベルの人間が頑張ってスコアを上げようとすることに、少なくとも自分は意味を見出だせないので、それは行いませんでした。

自分自身の手応え

前回の受験時には、とにかく読めなかったと書いていました。

今回は、前回よりは幾分マシになったという程度で、やっぱり読めているという感覚には程遠いものでした。

この「読める」という感覚についてですが、例えば次の文章を読んでみて下さい。

昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

これを読んで、おおよそ全ての日本人ならば文の構造など気にせずにイメージがスーッと入ってくるでしょう。
この文章を理解するために「主語が・・・」とか「目的語が・・・」とか考える人は、ほぼいないでしょう。

ところがこれが英語になるとどうでしょうか。
次の文章を、自分なりでいいので理解するように読んでみてください。

In the listening test, you will be asked to demonstrate how well you understand spoken English.

ちなみにこれ、TOEICの冒頭の音声です。
これを理解しようとして、willが未来を表す助動詞で、その後は動詞の原形だからbeになって、be askedが受動態で、how well以下は間接疑問文で・・・という感じで文構造を解読しようとしませんでしたか?

僕も、これがまだ完全に抜けきれていません。
流石に、上に書いたみたいな細かい解読はしませんが、それでも何かしらブレーキのようなものがかかります。

それでも文構造的なものが自分の読みに対する抵抗のようになっていて、英語を読み進めるたびにオイルの切れた歯車が「ぎしっ、ぎしっ」と音を立てていそうなイメージです。
これだと読書をしたとしても解読するのに一苦労で、内容の面白さはどこへやらとなってしまいます。

もっとしっかりとエンジンオイルを注油して、11000まできっちり回してもエンジンブローしないぐらいの滑らかさが欲しいです。

今の自分の課題はこの1点のみだと考えています。
語彙力の不足によってブレーキが掛かるという事もありますが、自分の場合はそれ以前の問題です。
そしてこれを解決することで、ReadingとListeningともに理解が深まるだろうと考えています。

ちなみに分からない人のために、11000のネタ元はこれです(笑)。

文構造については頭では大体分かっているはずなので、あとはひたすら練習あるのみなのですが、今回はまだそれが全然足りなかったという感じです。

次の受験予定

最初、3ヶ月後ぐらいにまた受けようかとか思ったのですが、読みの問題を解決しない限りはいくら受けても無駄だと思い直したので、いつも通りまた半年後ぐらいに受験しようと思います。

下手な鉄砲・・・で、たくさん受験すればその中には良いスコアが出るものもあるかもしれません。
ただ何度も書いている通りスコア自体が目的ではないので、自分にはそれをやる意味がありません。

仮に、TOEICは400点台だけど読み聞きは完璧にできるという人と、TOEICは990点だけど読み聞きは全然ダメという人がいたら、僕は前者になりたいです。
もちろんこんな事はあり得なくて、実際にはTOEICスコアと英語力は正の相関があります。

という事で次回は11月か12月に受験する予定です。
それまでに、もうちょっと基礎力を身に付けておくようにします。

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