ブログで記事にするほどの内容でもないのですが、たまにはこういう話でも。
あなたは宝くじを買う人？買わない人？
宝くじは夢を買うものだという人がいます。確かにそうかも知れません。今年のサマージャンボ宝くじは、1等前後賞合わせて7億円だそうです。今ググってしりました。僕が宝くじに興味を持っていた頃の1等前後賞の合計が確か3億円ぐらいだったと思うので、それと比較しても大分高額になっています。
そして、この7億円があったら何しようかと思いを馳せる事を、夢を買うと言うらしいです。その夢も当選番号の発表までの間しか続かないのですが。いやまあ、
夢がお金って資本主義に毒されすぎでしょｗ
と思うのですが、考え方は人それぞれなのでそこはどうでもいいです。
それでですが、僕も大学生の頃に何枚か買ったことがありますが、最近は全く買っていません。だって期待値を考えたら明らかに損するから。確か購入した瞬間に購入金額の半分以上は持って行かれる計算だったと思います。
「宝くじは買わなければ当たらない」と言われますが、「買っても当たらない」と僕は言います。宝くじで1等に当選する確率は、飛行機に乗って墜落する確率よりも低いと言われています（ソースは各自ググってください）。なので、1等が当たることを期待して宝くじを買う人は、それよりも確率が高い墜落を恐れて飛行機に乗ることができないはずです。
高額当選者が破産する理由
「金持ち父さん貧乏父さん」の中で、資産と負債の説明があります。それによると
資産・・・お金を生み出すもの
負債・・・お金を浪費するもの
だったと思います（文言は違うかもしれませんが、こんな感じの意味だったかと）。例えば投資用不動産は収入をもたらしてくれるから資産だけど、居住用の不動産は負債だとか、自動車も負債だとか、株式は資産だとか、そんな感じだったと思います。
そして高額当選者の多くは、資産を買わずに負債を買うから破産するという理由を述べている人がいました。なるほど、その通りかもしれません。
僕はこんなややこしい（くもないかもしれませんが）ところではなく、もっと単純で根本的なところに原因があると考えています。というのは、
宝くじを買うような人は期待値が理解できない知能レベルのクラスタであり、そのクラスタは上手なお金の使い方が分かってないから、下手に大金を持つと破産に向かう
と考えているのですが、いかがでしょうか。言葉が悪いですが分かりやすく言い換えると「宝くじを買うようなバカが大金を持っても使い方が分からずに破産する」となります。
学校の授業も、その知識を実際の社会でどう使ったらいいのか分からないような教え方をしているのにも問題があると思います。確率論なんか、例えばプロスペクト理論などを絡ませて授業をしてくれると、もっと興味を持って聞けたのではないかと思います。
大体、しっかりとした資産運用ができるような人が宝くじ売り場に並ぶ絵がまず想像できないし、高額当選者が当選金をしっかりと運用する絵も想像できません。いや、宝くじを買う人全員がバカだとは思いませんよ。実際、ちょっと前にみねしましゃちょーがYouTubeのネタとして約1千万円分購入していました。ただ、本気で高額当選を狙って購入するのはやっぱりバカだと思います。僕も昔はそのバカのうちの1人だったのですが（笑）。
ちなみに、これだけ買っても高額当選はゼロでした。
まとめ
多くの人が「自分ならば大丈夫」と考えるでしょう。僕がもし何の苦労もせずに億単位のお金を持ったら、どうなるか分かりません。やっぱり破産してしまうのかもしれませんし、堅実に投資に回せるのかもしれませんが、自信を持って「自分は大丈夫だ」と言い切ることはできません。
まあこんなあぶく銭を期待するよりもしっかり働いて稼ぐ方が、資産を構築するには遠回りのように見えて実は近道なのでしょう。「悪銭身につかず」とはよく言ったものです。
