大人がする勉強はアウトプットを重視するのがいいよ

多くの人は中学高校もしくは大学と必死に勉強して過ごすのですが、社会人になると勉強をやめてしまいます。いやまあ、会社から指示される作業が多すぎてそんな時間が取れないというのも分かります。疲れて帰宅したあと、もしくは土日など自分が自由に使える時間は、仕事のことを忘れてのんびりしたいというのもあるでしょう。

そういう中で社会人になってもまだ勉強を続けている人は、それだけで圧倒的優位に立てる勝つ可能性がかなり高くなります。今日は、社会人の皆さんこそ勉強しましょうという話です。

ちなみにですが、僕が会社員だった頃に会社の命令で資格試験を受けることになっていました。その時は毎日終電で帰宅し、午前1時頃から2時頃まで毎日勉強してまた翌朝会社に向かうという生活を続けたところ、自宅で倒れて真面目に死にかけた事がありました。今でこそ笑い話ですが、身体に負担を掛けるような事だけはくれぐれもやめましょう。

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大人の勉強法とは

勉強というと、中学生や高校生の頃にやったもの、もしくは資格取得のために、机の上に本をノートを広げてガリガリとやるもの、というイメージを持っている人が少なくないのではないでしょうか。

これは便宜上、子供の勉強法と言っておきます。

そして大人の勉強は、これと何が違うかです。すなわち、

アウトプットを伴わうもの

のが大人の勉強法だと思っています。

例えば高校生の時に微分積分を習って、これが実際の社会でどのように役立っているかというところまでは教わりません。先生によってはそういうものも教える人がいたかもしれません。学生の頃は、とにかくインプットのみの勉強でした。

そして我々大人が成すべき勉強というのは、アウトプットです。自己啓発書をいくら読み漁っても「あー面白かった」だけで終わって、また日常に戻っていては、何の意味もありません。新しく得た知識を人に伝えるもよし、それを実践してみて自分の人生を変えるのもよしです。このアウトプットがあって初めて勉強に意味を持たせることができます。

このアウトプットが圧倒的に足りていない人が大多数ではないかと思います。もちろんこれは自分も含めてで、自戒の意味を込めて書いています。僕はたまにブログを書いて一応アウトプット的なことをしているように見えますが、しっかりとアウトプットを行っている人にとってこの程度は足元にも及びません。

あと、別に中学生高校生が勉強したことをアウトプットするのもすごくいいことだと思うので、「大人の」という言い方はちょっと語弊があるかもしれません。あくまで便宜的なものとして捉えておいてください。

どのように勉強するか

これはもう、机に向かうだけではなく、ありとあらゆるところに勉強できる要素はあります。

例えば、妻は洋服を見るのが好きで、僕はそれに時々付き合います。途中で疲れてお店の外で座って待つということもしばしばですが(笑)。僕は今インターネット物販を行っている関係で、「お店の立地はどうなのか」とか「このお店はどのように商品を並べて見せているのか」とか、あるいは客層であったりどれだけの金額を陳列しているのかとか、とにかくいろいろと吸収するべき事があります。取り扱う商品のジャンルこそ違えども、全く参考にならないというものでもありません。そうして何か「これは」というものが得られたのであれば、それを自分の商売にも実践してみるという事をやります。

本を読むのも、インターネットで動画を見るのも、全て勉強です。そこから何かヒントを得られたのであれば、それを自分の仕事や普段の生活に取り入れてみるという事をやります。

さっそく今日から勉強しましょう

日常をただ漫然と過ごすか、自分の生活を良くするためのヒントは何かないかとアンテナを張って過ごすか、ただこれだけの違いです。そうして得られたものがあったら、実際に自分でも試してみる。このわずかの差が、長期的には大きな差となって表れることでしょう。

勉強したいことが分からないという場合は、自分が何か熱中できる事がないかと探しながら、街を歩いたり本や雑誌を読んだりするのもいいでしょう。これもまた勉強です。

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