自分の生活をよくするため他人(政治)に期待するより自分で頑張る方が早いよ

かつての僕は、うつ病でニート同然の生活を送っていました。その時はなぜか政治活動に熱心になっていました。日がな一日ネットばかり見ていた影響が少なくないかもしれません。と言ってもデモに参加するとかはなく、何か署名を募っていたらそれに協力したり、政治家の人に個人的に献金をしたり(小額ですが)していた程度です。まあ今から思うと、いわゆるネトウヨだったのかもしれません。

それでも体調が戻ってから次第に、政治が変わることを期待するよりも自分で頑張った方が早いんじゃないかと思うようになってきました。

だって、一生懸命にデモだの何だのしてようやく時給が数十円上がる間に、例えば商品を仕入れて販売するだけで月収5万円程度ならば増やせるんですよ。まあ簡単ではないかもしれないけど、この程度ならば諦めさえしなければ誰でも達成できると思っています。

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「全ての責任は自分にある」という考え方

事業を行う際に、よく言われる考え方です。僕も基本的にはこの考え方をしています。

ある問題があって、それを自分の責任だと考えるならば、自分の考えや行動を変える事でその問題を解決できるかもしれません。でも「○○なのはお前のせいだ」と考えてしまうと、それ以上自分ではどうしようもなくなってしまいます。その他人を変える事で問題を解決できるかもしれませんが、他人を変えるというのはものすごく労力がかかります、もしくは不可能と考えたほうが早いです。

さすがに、地球の裏側で起こっているかもしれない犯罪が自分のせいだとまでは考えません。その犯罪は自分に何の影響も及ぼさないので、それを解決する事が自分のためにはならないからです。もちろん犯罪はなくなってくれれば嬉しいですが、それだけです。

政治についても同様です。自分は悪くない、政治が悪いと言って自分で何もしないのならば、多分その人の生活はずっとよくなりません。政治家でもない限り、政治活動に熱心になるのは意味がないと今では思えます。

選挙があるならば、投票には行くと思います。でも選挙では大して何も変わらないだろうとも思っています。

政治から離れてみて

本題からはちょっと逸れますが、今の僕の政治思想は中道だと思っています。安倍内閣を消極的に支持していますが、野党がいい法案を出してくれるならばそちらを支持します。日本が好きなので、暴力革命を目指している共産党だけは何があっても支持しないと思いますが。ちなみにこの件で、共産党は公安の監視対象になっています。

http://www.moj.go.jp/psia/habouhou-kenkai.html

そして最近話題に上がっている、杉田水脈氏の発言についてです。

「LGBTは生産性がない」自民・杉田水脈議員の寄稿文に、当事者団体が抗議

元々杉田氏を応援していたので、以前の僕だったらこの意見を支持していたと思いますが、ある程度政治から離れてみるとその発言の異常性に気づくようになりました。やっぱり政治活動にかぶれていると考え方がおかしくなるのかもしれないと思いました。

それに、以前の僕も生産性がない人間であったわけで、そのときに色々と行政からの支援があったおかげで今元気になったので、今度は社会に対して恩返しをしようと頑張っているところです。それを杉田氏は生産性のない人間の支援は後回しと言っているので、実際にそうなっていたならば今の僕はないわけです。

そもそも、子供のあるなしと生産性を結びつけているのもおかしいし、

「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。

しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」

って書いてあるけど、子供を作らないLGBTカップルが不妊治療を行うのか?って話ですよ。不妊治療を行わないんだから、不妊治療に関する税金がそのカップルに行きようがないです。そもそも、LGBTの人たちでも日本のGDPに貢献している人は山ほどいるでしょう。それこそ、杉田氏よりもたくさん納税している人だって多く存在するはずです。

今回のこの件については言いたいことがいろいろありますが、これぐらいでやめておきます。

ただ、ちょっと離れて政治を見ることで、こういう異常なものにも気づくようになったと思います。あまりに何かを盲信するのがよくないですね。

自分が頑張るのが早いよ

「投票に行くな」とまでは言いませんが、選挙で何かが変わることはあまり期待できません。それよりは、自分で何とか解決を目指すほうがはるかに早いです。僕があのまま政治が変わることを期待し続けて自分では何も行動を起こしていなければ、今は恐らく親の年金に頼って生活することになっていたでしょう。

そうではなくて、自分で行動を起こしたこので、今でも自分の力で生活できています。それでもまだ収入は多くはありませんが、そこはこれからもっと頑張ります。

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