業者お断りの出品者に戦々恐々

先日の模様替え以来、自宅にある大きな不用品は大体ヤフオクで捌き終えましたが、まだ小さいものがいくつか出品されたままになっています。
それらは部屋に置いておいてもあまり邪魔にはならないことから、そんなに急いで処分しようとも思っておらず、価格も無理して下げるようなことはしていません。

そうして長期間置いているものも、たまにぽつりぽつりと売れていきます。

そしてその落札者さんの中には業者さんも結構います。
こちらは業者さん大歓迎なので変わらず丁寧に対応して、そうすると大体向こうも丁寧に対応してくれます。

しかしその業者さんの評価を見ると大概は「業者お断り」の理由から低評価をいくつか付けられています。

こちらは、僕から落札してくれた業者さんに対して低評価を付けていた出品者さんの評価です。
という事で、僕と直接の関わりはない人の評価になります。

この人は全体の評価数がまだ20ぐらいなのに、すでに2つの低評価をもらっています。
これを見ると、この人とは取引したくないと思ってしまいます。
内容を見ても「オレがルールだ」的な態度が見て取れます。

こういうのを見ていつも思う事があります。

ヤフオク自体は業者さんの参入を何も禁止していないわけです。
そんな中で業者さんと取引したくないというのはまあそれぞれの自由ですが、これって落札者（業者さん）の都合なのでしょうか？

「すみませんが業者さんとの取引はお断りしています」という事で出品者都合の取り消しをするのであればまあ分かります。
しかしこの理由で落札者都合の取り消しをするというのは、それは違うんじゃないの？と想います。

落札者の立場で、出品者の勝手な都合なのに落札者都合の取り消しをされて低評価もこちらが貰ったとなれば、さすがにこの出品者に対しても低評価を付けたくなるでしょう。
それは報復ではなくて、「出品者の都合なのに落札者都合とする」というこの態度が評価に値しないという意味で、低評価を貰うのは当然だろうと考えています。

業者さんに対してこのような理不尽な低評価を付けられているのを見ても、僕としては「お気の毒に」と思うぐらいしかできません。

自分もある意味業者

ここ最近、ヤフオクで同じジャンルの商品を何度も落札しています。

これは、見方によっては業者だと思われかねません。
というか販売する目的で仕入れているので、立派な業者なのですが（笑）。

なので、業者お断りなんて言う出品者に当たってしまった場合、自分も低評価を貰うことになるのではないかとちょっとビビっています。

僕のヤフオクでの仕入れは基本的に全てBidMachineで行っていて、ヤフオクの画面を見ることは皆無ではないにしてもあまりありません。
なので、説明文のところに「業者お断り」とか書いてあったとしても、あまり気付くことはない気がします。

ただありがたいことに最近（と言ってももう結構前になりますが）ヤフオクの仕様が変更されて、自分が落札した商品の履歴が他人からは見ることができなくなっています。
なので、相手からは自分が業者だとバレることは少なくなったでしょう。

万が一バレたとしても、単なる個人のコレクターだと言い張れば大丈夫な気がします。
とは言っても変な出品者に当たることもあると思うので、その時はもう事故だと思って諦めるしかなさそうです。

あともう一つ、僕は仕入れた商品を外国に販売していることから、相手が僕の転売先を見つけられる可能性はかなり低いです。

業者さんにも一言

そんな業者さん大歓迎な僕でも、業者さんに一言だけ物申します。

時々、住所やら商品名やらに管理番号を書き足して送ってきて欲しいと要求してくる業者さんがいます。

大した手間ではないので僕は対応しています。
しかしそれは本来は自分たちがやるべき作業なので、それを出品者にやってもらうというのは、ちょっと違うだろうと思います。

これをお願いすることで相手が業者だとバレるし、それを理由に業者はお断りという出品者の気持ちも少しは理解できます。

なので、業者さんが出品しようが落札しようが僕は大歓迎ですが、基本的には自分が負担すべき作業を相手に要求するというのはどうかと思うところです。
もちろんお願いして相手がやってくれるのであればそれをありがたく受ければいいですが、業者ともなれば1件2件の話ではなくて全ての相手に対してお願いしているはずなので、それは違うんじゃないのと思います。

例えると、「日本国民全員から1円ずつもらえば1億円手にできる、だから1円ぐらいいいじゃん」と言うような感じでしょうか。
これで喜んで1円出す人なんてどこにもいないでしょう。

せっかくインターネットを通していろいろな人と商品を売買できるようになったのだから、もっと心に余裕を持ってお互いに優しく接すればいいのにと思います。
そういう優しい世界が理想的ですが、心の余裕なんて人それぞれで全く異なるので、それを全員にそれを要求するというのも難しいんでしょうね。

これが不可能である以上、他人にどうしてもらうかではなくて、自分がどう行動するかを考えるのがよっぽど建設的ですね。