2017年5月21日のTOEIC結果

先月のTOEICの結果について、大して良くはないだろうと思いつつも、どういう結果が出るのかというのはやっぱり楽しみでした。

大体1ヶ月後ぐらいに出ると思っていたので来週ぐらいかと思っていたのですが、昨日不意打ちで結果が発表されました。

という事で、こちらが結果です。

悪くはないけど良くもないという、微妙な結果でした。

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過去の結果との比較

ちなみに過去2回の結果が

2016年9月25日:L295 + R345 = T640
2016年12月11日:L320 + R210 = T530

でした。

TOEICは誤差50点と言われているので、過去2回で高い方だった640よりも+60点となった今回で英語力は上がったと言うことができます。

また、過去最高は上2回の前回に受験した

2008年9月28日:L380 + R365 = T745

だったので(ブランク8年)、これとの差が50点の範囲内に入った今回は昔の力を取り戻したということもできます。
ちなみにこのときはすでにうつ病の診断を受けていて、遅刻だ欠勤だとやりながらも何とか出勤していた頃です。

昔の力を取り戻したと言っても、当時は「副詞って何ですか?」という感じで訳も分からないまま取った点数なので、その力の内容は全く異なります。

改めて今回の結果について

思い出してみると、試験当日はちょうど熱が下がったタイミングだったとは言っても風邪を引いていました。
ただこの体調のせいでスコアが何十点も変わったとも思わないし、体調万全だったらもっと取れたのかどうかも分かりません。

今回の結果が示しているのは、あの体調での英語力がこのスコアだったという事だけです。

リスニングについては、Part 3と4をやっていて前3問を終わった後で次の3問を先読みしている時、「早く読まないと次の音声が始まっちゃう、でも面倒くせー・・・あ読む前に始まっちゃった」というのが何問かありました。
タラレバを言っても仕方ないですが、体調が万全であればこれらも正解できてスコアももうちょっと上がっていたかもしれません。

リーディングは受験後の感想にも書いた通り、読めているという感覚がありませんでした。
今回は大問で3問、小問で15問分が間に合わず、適当に塗りつぶしました。
ちなみに間に合った分についても、最後の方は焦ってかなり甘い読みになっていただろうと思います。

TOEICのリーディング問題では、文章が多すぎるのでスキミングが必要と言う人がいます。
スキミングというのは僕もよく分かっていないのですが、全体をざっと見て必要なところだけピックアップして読む技術のようです。

こんな技術を練習していても本当に読む力になるとは、僕は思いません。
それにちゃんと読める人ならば、一字一句漏らさず読んでも十分に読めるだけの時間はあるということなので、僕はこちらを目指します。

ちなみに僕の現状は、英文を理解するスピードの遅さにネックがあり、これがリスニングとリーディングの両方に影響していると考えています。
リーディングは然ることながら、リスニングについても音は分かるけど速さに付いていけないという状態だろうと自己分析しています。

TOEICレベルぐらいならば、ゆっくりと読んだり聞いたりすれば大分正確に理解できるようにはなってきたと思うので、後はこれを実用レベルの速さにすればいいだけと考えています。

という事で今後のトレーニングは、音読等のメニューを続けながらも、読みを大量に行うことです。
「英語を読んでいる」という感覚が消えて、日本語を読むのと同じで単純に「読んでいる」という感覚になる事を目指します。

ところでこちらは、小学6年生でTOEIC980点を取った方の動画です。

この人の背後に、英語の本が大量に積んであります。
これだけ読まないとリーディング力が身に付かないとまでは思いませんが、むしろこれぐらいの英語の本を楽しんで読めるぐらいの英語力が欲しいとは思います。

欲しいと言っても別に神頼みするしかないわけではなくて、努力で自分もその域に達することができると思っているので、結局は自分次第です。

TOEICについて

最後に、TOEICテストについて僕の考えです。

TOEICは世界中で実際されていると言いながらも、実質は日本人と韓国人が受験生の大半を占めています。

なぜこうなっているかというと、英語力を測るテストとしてTOEICはあまりにレベルが低すぎるからだと思っています。

よくYouTubeで英語学習動画を出している外国人がいますが、相手の話している英語は恐らく基礎レベルのものでありながら、一般の日本人の英語力だと何を言っているのかも全く分かりません。
TOEIC800~900点ぐらいの英語力になってようやく、これらが理解できるんだろうと思います。

そういう意味でもTOEICは英語の基礎力を測るための試験に過ぎず、900から950ぐらいでようやくスタートラインに立てるぐらいのものだと考えています。
よく企業である役職につくにはTOEIC700何十点以上とかいう基準があると聞きますが、700点台の英語力ってはっきり言ってあまり使い物になりません。
700点台で海外赴任して、それによってさらに英語力を伸ばしたことでようやく使い物になるというのが実情だろうと思います。

ただ一方で、英語と日本語はあまりに違いすぎるので、日本人が学習によって英語を習得するのはその他の国の人と比べて難しいというのも理解できます。
中国語でさえも語順は「主語+述語+~」となっていて、日本語よりも英語に近いです。

朝鮮語の語順は日本語に近いと聞いたことがあります。
なのでこれを身に付けようと思ったら、日本人の方がそれ以外の国の人よりも有利でしょう。

なので日本人にとっては、ちょっとやそっとの学習で英語は身に付かないものです。
特に多くの人は会社勤めをしているので、そんな中でさらに英語を身につけるための時間を確保するというのも難しいだろうと思います。

自分はそんなものだと考えているので、700~800点程度では英語ができるとはおくびにも出せず、900点ぐらいでようやく「一応は英語ができる」と言えるぐらいと考えています。

しかし一方で、簡単なコミュニケーションが淀みなく行えるレベルが自分にとってのゴールという人もいるでしょう。
そういう人にとっては、TOEIC900点から950点ぐらいがゴールとなります。

もしくは、分からない単語は辞書を使いながら英文解釈さえできれば十分という人もいるでしょう。
そういう人にとっては、700点ぐらいをゴールにしていいのかもしれません。

こんな感じで基準は人ぞれぞれなので、他の人が700点台で英語ができると言っていたとしても、それは尊重します。

僕が目指すレベルは、ビジネス書や文学作品などが普通に読めて、それに関する会話もできるぐらいです。
という事で、TOEIC卒業レベルでようやくスタートラインに立てると考えています。
スタートラインまでどれだけかかっているんだという感じですが。

まあその長い期間を経て、こうすれば上に行けるかなという方法をようやく見つけたので、無駄ではなかったと考えています。

次回の受験はどうしようかと思っています。
最初は半年に1回ぐらいと考えていましたが、2時間の試験は辛いながらも結果は楽しみだったりするので、もうちょっと頻度を多くしてもいいかもしれないとも思いました。

特に去年は9月に受験しているので、今年も9月の試験に申し込めば受験料が少しだけ安くなります。
それまであと3ヶ月ほどですが、その間に自分の実力に変化が出るぐらいの学習を行えたならば、9月の試験に申し込むかもしれません。

今考えている受験予定としては、そんな感じです。

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