タイトルは短くていい 写真は少なくていい

昨日、これを読み終わりました。

僕が読んだのはKindle版ではなくて、ブックオフにて5冊500円で買ったものを自分で取り込んだものでした。

最近はKindle端末より大きくて重たい本を手に持つのは抵抗があります。
・・・というのは半分冗談ですが(半分本気w)、Kindle端末は軽くて片手でもページめくりが楽にできるのでとても重宝しています。
特に電車なんかで、片手でつり革を掴んだまま読むのにすごく便利です。

本の内容ですが、日本航空をモデルにした国民航空で働く主人公を追った話になります。
フィクションではありますが事実に則した話になっていて、かなり緻密な取材をして書かれたもののようでした。

3巻の御巣鷹山篇では、実際にあった日本航空123便の事故が描かれていて、かなり生々しかったです。

ネタバレになるといけないのであまり詳しくは書きませんが、ようやくこれからハッピーになるというところまでしか書かれていませんでした。
その後は読者の想像に任せるという感じでしょうか。

という事で、これを最後まで読んで溜飲を下げるようなところまでは行きませんでしたが、ただ内容はすごくよかったです。

この他、同じ山崎豊子さん作の「大地の子」も、やっぱりブックオフで3冊300円で買ってあるので、もうしばらくしたら今度はそちらを読み始める予定です。
その前に、これもまた電子化します。

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出品に関するアタリマエのこと

さて、eBayを始めた人が出品について必ず言われることがあります。
それは次のようなものです。

・タイトルは80文字目一杯使うこと
・写真は12枚載せること
・説明文は詳しく丁寧に

などなど。

eBayの検索システムがどのようになっているかというのは公開されていないので分かりませんが、これらが検索順位に影響すると言われています。

日本国内で活躍なさっているeBayの諸先輩方がこれらと逆の主張をしているのを聞いたことは、自分の記憶にある限りでは一度もありません。

僕も、それが間違っているとは思いません。
タイトルにいろいろな単語を入れておくことはそれだけ検索でひっかかる可能性が上がるし、写真が多かったり説明が詳しかったりする事は買う人にとって安心を与えることができます。

ただみんなが聞くようなことをここで改めて主張しても面白くないので、ここは敢えて逆の主張をしてみようと思います。

タイトルは短く、写真は少なく

もちろん、タイトルは短いよりは長い方が、写真は少ないよりは多い方が良いというのは、言うまでもないことです。

しかし、タイトルをどうやって長くしようかと考えるのに時間がかかったりします。
出品1つ1つに対するこれらの負荷は大したことないかもしれませんが、塵も積もれば山となるで、100個とか1,000個とかの出品に対するこれらの負荷は決して少なくないです。

写真についても同様で、どの角度から撮ろうかとか考えるのにも時間が掛かります。
そして出品時の写真アップロードにかかる時間も、枚数が多くなればそれだけ時間がかかります。

基本的な商品については上下と横四方向の6枚の写真があれば、一通りの全景を見せることができます。
平面のものについては2枚で十分です。

そうしてそれらの作業に時間がかかるということから、出品は面倒臭いと思い込む原因になるというのが、より大きな悪影響を及ぼします。

ここで僕が主張したいのが、1つ1つの出品に時間がかかってそれが面倒な作業と思い込むぐらいならば、タイトルは短くて写真も最低限でいいのでたくさん出品したほうがよっぽどマシという事です。

最初にも書いた通りに、タイトルは長い方が、写真は多い方がいいというのは言うまでもありません。
これらも最初は時間がかかっても、慣れてくると短時間でできるようになります。(写真のアップロードにかかる時間だけはどうしようもありませんが)
その慣れが来る前に出品が面倒だと思い始めるぐらいならば、とりあえずそんなところに時間をかけなくていいからどんどん出品しろというのが僕の考えです。

タイトルが短かろうが写真が少なかろうが、売れるものはやっぱり売れます。
それは、タイトルを長くつけたり写真をたくさん載せた場合と比べたら安値になっているかもしれません。

しかしタイトル作成や写真撮影に倍の時間をかけたら売上も倍になるかというと、ほぼそんな事はないでしょう。(1リスト1商品の中古品なんかを想定してこのことを書いています)
要は費用対効果です。

写真を簡略化する際の注意点

商品によって、この部分は大事だとか、この部分はどうでもいいとかいうことがあるでしょう。
例えばビニール袋に入った商品を撮影するのに、ビニール袋を一生懸命撮影しても一般的にはあまり意味がありません。

それよりも大事な部分さえ押さえていれば、上に書いたように6方向から撮る必要すらないと考えています。

なのでまずはその商品を買う人がどこを大事だと考えているかを知ることです。

あともう一つ、こちらの方がもっと重要です。
商品に傷や汚れなどがあってそれが商品の価値を下げるような場合は、その部分の写真は絶対に削ってはなりません。

そういうものを削ってしまうと、こちらとしては作業の簡略化が理由であったとしても、商品を受け取った人は隠蔽されたと考えるでしょう。
その相手はがっかり、こちらの印象もだだ下がりです。

なのでそういう写真は枚数を惜しまずに撮るようにしましょう。

そういう傷はそんなに頻繁にはないと思うので、基本は簡略化された4~5枚なり何なりで出品をして、傷があった場合だけ写真を増やすという感じで出品すると、大分楽になります。

最近のエントリーで似たような事ばかり書いていますが、これが自分にとって壁になっていたと何となく思うようになってきています。
今はとにかくたまった在庫をどんどん出して、あとは大量仕入れ大量出品を目指しています。

出品に対して面倒だという気持ちが完全に抜けたならば、その次にタイトルであったり写真の枚数であったりを考えればいいと思います。
二つの壁を一度に乗り越えようとして潰れてしまうよりは、壁をそれぞれに分けて一つずつ攻略していくのがいいのではないかと思います。

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コメント

  1. つが より:

    私は出品はsell similarを使うだけなので、タイトルもほぼ定型で、その商品名を埋め込むのと、長さ調整だけなので、ほとんど考えることもありません。
    写真も決まった流れの連続なので、さほど手順的に考えることもないですね。
    要はいかに自分のスタイルを作り上げるかということと、ルーティーンの確立が重要かと思ってます。
    まあ、それでも、出品がらくちんだ、なんて思ったことはありませんが。

    • Tsuyoshi Imari より:

      ルーティーンの確立ですね、なるほどです。
      僕は未だにそれができていないんだろうと思います。

      >出品がらくちんだ、なんて思ったことはありませんが。
      それはまあその通りですね。
      ただ「出品は大変だけど頑張ってやる」となるならばいいのですが、「出品は大変だから後回しに」となってしまうぐらいならば、無理矢理にでも楽だと思い込むようにした方がいいかと思っています。

  2. hatao より:

    Imariさん
    お久しぶりです。丁度今ぶち当たっている問題に関する記事だったのでコメントしてしまいました(笑)

    僕は現在中古メインで行っていて、仕入れ数の増加に伴って出品作業に時間がとられてしまい、リサーチの時間が無くなってきています。ただ商品説明や写真を詳しく記載することで差別化を図っているので、どうしようかと悩んでいる現状です(*_*)

    Imariさんも中古をメインで行われてる?かと思いますが、そのような時期は経験されておりますでしょうか?もしアドバイス等いただけましたら幸いです。

    • Tsuyoshi Imari より:

      お久しぶりです。

      出品頑張ってらっしゃるんですね。
      僕はそれ以前に面倒で後回しにしてしまう傾向にあったので、心理的な壁を取り除くことから始めています。

      今現在、いかに時間をかけずに出品を済ませるかというのを考えています。
      写真やタイトルなどを簡略化するのもそのうちの一つですが、簡略化することによって得られる時間と下がる売上とを天秤にかけてどうするか決めるしかないですね。

      何のアドバイスにもなっていませんが(笑)、お互いに頑張っていきましょう。

  3. hatao より:

    いえいえそんな事ないです、このような話をできる方が身近にいないので非常に参考になります。
    自分はその時間と売上を天秤にかけるという計算が下手で、明確になっていないのが原因じゃないかと思うようになってきました。
    いつも質問ばかりですみません(笑) これからもお互い頑張っていきましょう!