利益を最大化する価格設定の考え方

僕の作業空間の暖房には、小さめの石油ファンヒーターを使っています。
18Lの灯油缶ももう空になり、そしてファンヒーターのタンクも大分軽くなってきました。

3月に入ってからは寒さも少しずつ和らいで、春ももうそこまできているようなので、今シーズンはこのタンクに残った灯油を使い切ったらファンヒーターの役目も終わりです。

それでもまだ寒い日もあるだろうから、その場合はエアコンでしのぎます。

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利幅だけを追い求めるな

さて、今日はこんな話です。

初心者にありがちですが、例えば「2,000円で仕入れた商品が2万円で売れて、送料や手数料を引いた利益が15,000円になりました。」というのを聞くと「すげー」ってなると思います。

確かに利幅はそこそこよくて、僕もこれぐらいが当たり前になるところを目指したいところです。

ではこれに「でも売れるまでに3年かかりました。」というのが追加されたらどうでしょう?
「あれ?そこまで凄いかな・・・」ってなりませんか。

それよりは、2,000円の仕入れが10日で3,000円の利益になり、これをバッファ込みで1ヶ月2回転させた方が利益が大きくなります。
この場合だと1年で24回転できるので、利益は72,000円になります。
3年ならば72回転できるので、利益が216,000円になります。
これと比べたら、3年で15,000円というのを聞いても「ショボっ」と思うことでしょう。

これは極端な例ですが、利幅だけではなくて売れるまでの期間もしっかり考えましょうという話です。

利益を最大化する考え方(イメージ)

ある期間での利益の合計は、以下の計算式で表されます。

利益合計 = 1取引の利益 × 回転数

まずは1取引の利益に注目してみます。
価格を上げれば上げるほど、利益が大きくなるというのは当たり前のことです。

xを価格、yを利益として、かなり強引ですが一次関数 y = x としてみます。
こんなグラフになります。

これは、Googleで関数式を入力して検索するとグラフを表示してくれるというなかなか凄い機能があって、それを使っています。

次に注目するのは回転数です。
一般的に、価格を上げれば上げるほど、売れるまでに時間がかかるようになります。
時間がかかるというのは、利益が下がるという事です。

これまた強引に一次関数的に変化するとして y = - x + 10 としてみます。
何度も言いますが、こういうイメージですよ。
こんなグラフになります。

ある期間での利益の合計は、上にも書いた通り1取引の利益と回転数を掛け算したものです。
つまり上の近似計算を用いると、次のようになります。

利益の合計 = x (- x + 10)

この式を見ただけで分かる方ならば分かると思いますが、上に凸の二次関数です。
くどいようですが、これはイメージです。
「xがドルならば、利益の合計の単位にドルの2乗が入ってくるじゃないか!」というツッコミはなしでお願いします。
こんなグラフになります。

利幅だけを追い求めて価格を上げすぎたならば利益は落ち込んでしまうし、逆に回転数だけを追い求めて価格を下げすぎてもやっぱり利益が落ち込みます。
このグラフが示しているように、ほどほどの利幅とほどほどの回転数のところで利益が最大化するポイントがあるはずです。
そこをイメージしながら、価格の設定をするようにしてみる事をおすすめします。

ちなみに、実際はこんなに単純なグラフで表せるものではありませんので、あくまでイメージとして捉えるようにしてください。

大企業なんかで数千万から億単位のお金を動かすことになると、僅かな価格設定の違いが大きな利益の差になって返ってくるので、そこのマーケティング部門なんかではこんな考え方もしているのだろうと思います。
僕はマーケティング部門にいた事がないので、完全な推測ですが。

我々個人プレイヤーは高くてもせいぜい百万単位のお金しか動かさないので、ちょっとぐらい価格設定がズレていても利益の差がそこまで大きくなることはありません。
なのであまり厳密に考える必要はなくて、ざっくりと考えておくだけで十分です。

新ジャンルでのテスト販売

今、新しいジャンルを開拓しているところで、つい最近1個目が売れました。

その時の取引は、仕入れてから売れるまでの期間が約3週間で、利幅が1万円弱になりました。
これはまあまあかなと思っています。

この商品の取り扱いにまだ慣れていないというのがあるので、仕入れた商品が届いてから出品するまでの期間はこれから慣れていけばもう少し短くできるだろうと思っています。
これについては、経験を積むことで対処できます。

もう一つが、出品してから売れるまでの期間です。
価格設定が適切だったのか、もう少し安くして回転を上げるべきなのか、逆に高くして利幅を取りに行くのか、という判断に迫られています。
・・・という事を考えていて、今日のエントリーを作成するに至りました。

これは考えて答えが出るものではなくて、実際に販売してフィードバックを得るしかありません。
徐々に加速して行くとは思いますが、もうしばらくテスト販売が続きます。

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