喉の痛みが昨日よりも酷くなってきています。
咳も出てきました。
なので、昨日が試験当日というタイミングは不幸中の幸いだったかもしれません。
eBayで販売するにあたっての理論上の最大利益率
まず利益率とは何かです。
当然ながら、
利益率 = 利益 ÷ 売上
です。
売上が丸々利益になるならば、その場合の利益率は100%です。
そして利益率が100%を越えることは絶対にありません。
もし100%を超えたならば、「ある商品が1万円で売れて、それによる利益が2万円になった」とかいうおかしな事になります。
また同様に、利益が売上を越えることは絶対にないというのも分かります。
月収10万円が欲しいならば、月商は必ず10万円以上なければ達成できません。
ただし、利益が仕入価格を越えることはよくあります。
例えば、1万円で仕入れた商品が4万円で売れて利益3万円とかいう場合です。
この場合は、仕入れに対する利益は300%になりますが、利益率は75%です。
さて、eBayでの販売の場合です。
eBayで販売するにあたって、売上が丸々利益になるということは当然ありません。
売上から「1.送料」、「2.eBay手数料」、「3.PayPal手数料」をそれぞれ支払う必要があります。
1の送料については、日本郵便のサービスを使用する場合には商品の重量で決まります。
2のeBay手数料は、ストアの一般カテゴリのFVFは最近ちょっとだけ値上げされて、売上の9.15%になります。
日本人セラーの場合はこれに消費税がかかるので、9.88%ぐらいになります。
3のPayPal手数料は一般的に、売上の3.9% + 40円です。
1~3の手数料で売上に関係ない部分は、1.送料と、あと3.PayPal手数料の40円の部分です。
この2つは、売上が大きくなればなるほど影響が小さくなっていき、その場合は売上の9.88%と3.9%の合計のみになります。
数学的な表現をしてみると、こんな感じになります。
これを使って、理論上の最大利益率を計算することができます。
単純に、売上の13.78%が手数料として持っていかれて、残りの86.22%が利益として手元に残ることになります。
そして売上が無限大の極限を取っているので仕入価格の影響もゼロであると考えると、
86.22%
というのが、ストアの一般カテゴリでの理論上の最大利益率になります。
当然ですが、ストア購読をしていない場合やストアの特定カテゴリの場合、そしてPayPalのマーチャントレートが適用されているには、この数字は変わってきます。
利益率を上げる方法
さてここからが本題です。
上の条件だと、どんなに頑張っても利益率86.22%に限りなく近づいていくだけです。
仮にですが、この手数料がなくなってしまえば、今度は限りなく利益率100%に近づいていきます。
外国人からお金を受け取る以上、PayPalの手を借りないで入金してもらうというのは極めて難しくなります。
しかしeBay手数料ならば、これをなくしてしまうことができます。
はい、日本人セラーもよくやっている直接取引です。
これを行うことで、eBayに支払わなければならない9.88%の手数料は必要なくなります。
つまり、直接取引の場合の理論上の最大利益率は96.1%になります。
これにより、利益率を上げることができます。
つい最近、僕がお世話になっている先輩セラーの鈴木絢市郎さんとお話させて頂く機会があって、そこで直接取引の話題も出ました。
そこで利益率の話になったわけではないのですが、鈴木さんの特徴として他の人よりも利益率が高いというのがあって、何となくそれについて考えていて気づきました。
鈴木さんは、直接取引をしていて取引高が大きなお客様を数名抱えていて、この数名が結構な売上を占めているらしいです(詳しい売上高は知りませんが)。
その鈴木さんが、80’s洋楽好きのためのeBayセミナーを開催するとのことです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/sj20170624
日時:6月24日(土)13:30~16:30
場所:東京・神田
詳しくはまた改めてこのブログでもエントリーを作ろうと思います。
直接取引のお客様を作るには
まず初めに言っておきますが、eBayからメッセージ等で直接取引を持ちかけるのはやめるべきです。
これがバレたら恐らくID停止ぐらいにはなります。
またバレないように上手くやれるとしても、eBayが契機になって発生した取引はeBayで完結させるべきだと僕は考えます。
eBayの集客力を使うだけ使って手数料を払わないというのは、ちょっとズルいと思っています。
さて一度eBayで取引をすると、相手のemailアドレスが手に入ります。
そして2度目以降はeBayを経由しないで合法的に取引ができるようになります。
eBayを経由しないと、eBayのトランザクション数としてカウントされないとか、Feedbackが100%入らないというデメリットはありますが、PayPalの売り手保護によって自分は保護されるので、全くリスクが最大限増えるというわけでもありません。
僕もつい最近初めて直接取引をやってみましたが、相手の方に価格や何やらというのを伝える英語に慣れていなくて少々手こずりました。
直接取引を伸ばしていこうと考える場合には、商品名や価格などを入れるだけでメールの文面が完成するようなメールのテンプレートを用意しておくのがよさそうです。
見た目の利益率が上がる方法としてまとめてみました。
直接取引によって利益率は上がりますが、その場合はきっとeBayよりも安く商品を販売するだろうから、利益率の上昇幅ほどは手元に残る利益は増えないだろうと思います。
本当に”見た目の”利益率が上がるだけと考えておく方がいいです。